4本のフルートのための幻想的練習曲集 アンサンブルをより良くする為には、個々の音程やタイミング、音量のバランスなどいろいろなことに気を付けていかなければなりませんが、そのそれぞれについてもっと楽しく練習できるよう な曲があれば...というコンセプトで作ったのがこの練習曲集です。 全10曲から成るこの曲は、各曲に表題が付いていると同時に、それぞれ一つの課題に基づいて練習できる曲となっています。 基本的にはフルート4本という編成ですが、各パートを複数にして大人数による合奏も可能です。サロンコンサートやアンサンブルコンテストの自由曲としても“映える”曲が集まっております。 第4番「一筋の光」 主にユニゾンをしっかり合わせる練習曲です。単にオクターブを合わせるだけでなく、一つの音から複数のパートが枝分かれしたり、同じ音型をわざとずらして水面の波のような効果を出す等、いろいろなパターンが展開されていきます。シリアスな雰囲気の中にも明るさを求めるような印象の曲です。 （難易度　中級）（演奏時間　約4分） 第5番「響風」 テンポ・ルバート、つまり拍にとらわれず、細かい音符のかたまりを自由に演奏する為の練習曲ですが、この曲では2人や全員でこれを演奏する場面が出てきます。その細かいタイミングよりも、フレー ズ全体のニュアンスを揃える感じで演奏する事により、吹き流れる風の舞が表現されるでしょう。 （難易度 中級〜上級）（演奏時間　約3分） 第3番「夏の兆し」 第6番「誘惑」 短かい曲ですが、とてもアンサンブルの難しい曲です。表題通り、隣人の似て非なるリズムに連られがちな場面が出てきます。旋律がわざとずれていながら、到達点が同じだったり等、第3番以上に 各自しっかりテンポとリズムをしっかり保つ事がポイントとなります。 （難易度　中級）（演奏時間　約2分） 参考Youtube動画 第4番https://youtu.be/5Hnj6B_IUp8 第5番https://youtu.be/AzDZeDRBnQk 第6番https://youtu.be/OxJpAZQgBz8 ［商品内訳］ スコア　15ページ×1部 パート譜　 5ページ×4部 解説　1ページ×1部 合計　36ページ（PDFファイル） ※表紙はダウンロード書類には含まれません。